足と靴と健康の豆知識　捨て寸について

 

靴下カバーのように足と靴がぴったり！

なんて方はいらっしゃいませんか？

 

・・これは小さいです。

 

立って踵を上げてみてください。

それだけで足は５mmくらい前に動きます。

 

歩いたり走ったりした場合はもっと負荷がかかります。

 

靴の中で大きさが変化した足に体重がかかり、足が大きくなるので、

足の指と靴の内側がピッタリとくっついている靴は

小さく、足が大きくなる分のスペースが必要です。

 

この必要なスペースを捨て寸と呼びます。

 

 

 

捨て寸って何？

 

〇足の足長と靴の内側の先との差の長さのことです。

 

足長・・・足のかかとの先～一番先に出ている足の指先までの長さ

 

 

 

捨て寸

インソールが余っている部分

 

 

 

 

 

一番長い足趾の前に１cm以上ゆとりがあることが大事です。

 

 

 

捨て寸って必要？

 

足の大きさは常に変化しているんですよ。

 

歩く時、

足が浮いたとき足は小さくなり、

地面に着いて体重が載った時足は大きくなります。

 

それを繰り返すのでしっかり甲を留めても足は靴の中で前後に動きます。

 

体重がかかって大きくなった足が前に動くのでその分のスペースが必要なのです。

 

 

 

捨て寸が無いとどうなるの？

 

捨て寸が無く足の指先と靴の内側が当たっている状態では、

 

歩くたびに足の指先が靴の内側に当たります。

 

これでは、歩いているうちに足の指が痛くなり、

 

長く続けていると足の指が変形したり、外反母趾になる原因にもなります。

 

外反母趾

内反小趾

ハンマートーなど

 

外反母趾など

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ただいま準備中

 

 

適切な捨て寸とは

 

 

大人の捨て寸と言っても２２㎝の足と２７㎝の足のひとの靴の捨て寸は同じではありませんよね。

　先のとがった紳士ビジネスシューズの捨て寸はもっと長くなりますよね。

外反母趾などで第１趾（親ゆび）が第５趾（こゆび）側に曲がってしまっていたら、その先に１cmの捨て寸ではなく、第1趾がまっすぐなイメージをして、その先の余り具合を見ます。

 

爪が靴に圧迫されないこと、足趾が横からギュッと圧迫されないこと。

 

それぞれの靴に合った捨て寸、足に合った捨て寸は違うのですが、

 

一番長い指の前に１.0～1.5ｃｍ位ゆとりがあることが大事です。

 

 

 

 

正しい靴の履き方

こちらをご覧ください。